大分県宇佐市に位置する御許山。
宇佐神宮の御神体山として仰がれるこの山は、古来より強大なエネルギーが渦巻く聖域とされてきました。
しかし、その神聖さゆえに「足を踏み入れてはならない領域」が存在し、そこに関わった者が消息を絶つという不気味な噂が絶えません。

1. 歴史・背景
御許山は、八幡大神(応神天皇)が降臨したとされる伝説の地であり、山頂には宇佐神宮の奥宮である「大元神社」が鎮座しています。山全体が御神体とされており、かつては僧侶や修験者のみが立ち入りを許された厳しい修行の場でした。
現在もその一部は一般人の立ち入りが制限、あるいは強く戒められている区域が存在します。
2. ここで起きた事件
- 修験者の失踪: 古くから、修行に入った僧侶や修験者が、下山予定日を過ぎても戻らないという記録が散見されます。
- 現代の神隠し: ネット掲示板などでは、参道を外れて林の中へ入っていった登山者が、数時間後に全く別の場所で発見される、あるいは所持品だけを残して行方不明になるといった「現代の神隠し」的なエピソードが複数報告されています。
3. 起こる怪奇現象
「どこからか聞こえる雅楽の音と、消える方位磁石の針」
- 電子機器の異常: スマートフォンのGPSが狂う、あるいはバッテリーが急激に100%から0%になるといった現象が多発します。
- 謎の雅楽: 誰もいない森の奥から、笛や太鼓のような神聖かつ不気味な音が聞こえてくることがあります。
- 時間の喪失: 「数分間その場にいただけのつもりが、実際には数時間が経過していた」というタイムスリップのような体験談が寄せられています。
4. アクセス方法
- 住所: 大分県宇佐市大字西正覚寺(御許山)
- アクセス: 宇佐神宮からさらに山道を進みます。登山口までは車でアクセス可能ですが、道幅が狭いため注意が必要です。
- 登山ルート: 表参道を通って山頂の大元神社を目指すルートが一般的です。
5. 現地での注意事項
- 参道を外れない
聖域には「結界」が張られているとされる場所があります。
興味本位で道なき道へ入ることは絶対に避けてください。 - 日没前の下山
夜の御許山は「神々の時間」とされ、人間が立ち入るべきではないと考えられています。
必ず明るいうちに下山を完了させてください。 - 無断撮影の禁止
神域内の特定の場所や儀式的な物品を撮影する際は、最大限の敬意を払い、拒絶感を感じる場所ではカメラを向けないでください。
6. 裏の顔:三柱の女神と「選別」
御許山には比売大神(ひめおおかみ)という三柱の女神が降臨したとされていますが、地元の一部の伝承では、この女神たちは「訪れる者を選別している」と言われています。
心が不浄な者や、神を試そうとする者が山に入ると、五感を狂わされ、二度と元の世界へ戻れないように「隠される」のだという、厳しい戒めが隠されています。
7. 地元住民のインタビュー
「近隣に住む年配女性(70代)」
「あそこは山じゃない、神様そのものなんだよ。子供の頃から『御許山の方を見て指を差してはいけない』と教わりました。たまに山からふらりと降りてくる人がいるけど、目が虚ろで、自分がどこにいたか覚えていないんだ。あれは神様に連れて行かれたんだね。」
「元・林業従事者の男性(60代)」
「仕事で山に入った時、霧の中に見たこともない立派な鳥居を見つけたんだ。不審に思って近づこうとしたら、後ろから強い力で肩を叩かれた。振り返っても誰もいない。恐ろしくなって逃げ帰ったが、後日同じ場所を探しても、そんな鳥居はどこにもなかったよ。」


