
1. 調査サマリー
| 怪奇レベル | 特級:S(解体後も土地に残留する負のエネルギー) |
| 主な怪異 | 焼身自殺したオーナーの影、地下の遺影、赤ん坊の泣き声 |
| カテゴリー | 廃墟 / 自殺・心中跡 / 沿岸断崖 |
| 現況 | 更地・解体済み(現在は私有地・立入禁止) |
2. 背景:栄華の果ての凄惨な終焉
福岡県糸島郡二丈町(現・糸島市二丈鹿家)。国道202号線から海側へ入り、細い道の先にある岬の先端にそのホテルはあった。 1968年に開業したこのホテルは、当初こそ観光客で賑わったが、後に経営難に陥り閉鎖。
その後、建物内でオーナーが焼身自殺を遂げた、あるいは一家心中があったという凄惨な事件が噂され、以来、九州でも指折りの「ガチで出る」スポットとして知れ渡ることとなった。
2002年以降に6件の放火事件が起こり、ホテルの1階部分と2階の一部が焼け落ちた。
また、2004年(平成16年)には、ホテル内で変死体が発見される事件も発生している。
3. 現場の深淵:潜入者が語る「異常現象」
解体されるまで、この建物内では物理法則を超えた現象が頻発していた。
- 「焼けた男」の目撃
最上階の窓際や、オーナー室と呼ばれた場所では、全身が黒焦げになった男が立っている姿が何度も目撃されている。深夜に訪れた者が、背後から熱気を感じ、振り返ると火だるまの男が迫ってきたという証言もある。 - 地下に安置された「遺影」
建物の地下、あるいは奥まった小部屋には、なぜか身元不明の遺影や位牌が置かれていた時期があった。
これに触れたり、写真を撮ったりした者は、帰宅後に高熱を出したり、交通事故に遭ったりすると恐れられた。 - 増殖する「手形」
外部との接触を遮断しているはずの密室の窓ガラスに、無数の小さな子供の手形がびっしりと付着していた。拭いても内側から再び現れるという。
4. 怪奇社・体験者インタビュー:解体直前の定点観測
このレポートは過去に起きた怪奇現象を体験した方からインタビューをしてをまとめています。
現時点では更地になりフェンスで入れないようになっておりますので廃墟は存在しません。
● 観測ポイント:海に突き出したテラス
かつて絶景を楽しんだであろうテラスは、潮風で鉄筋が剥き出しになり、不気味な形に歪んでいた。
霊能者は「ここは海からの迷い犬(浮遊霊)の通り道になっており、建物がそれらを留める檻(おり)のようになっている」と評した。
● 決定的瞬間:未知の世界からの声
静まり返った廃墟内で「誰かいますか?」と問いかけた際、再生された音声には、はっきりとした低い男の声で**「おるぞ(居るぞ)」**という声が聞こえたそう。それは怨念というよりは、そこに居座り続けている者の「居場所を守る意志」のように感じられた。
【石川代表の分析】
更地になった今でも当時の重い空気を感じることができる。念は土地に染みつき今でも徘徊しているのかもしれない。廃業した廃ホテルが陰の空気を出し様々な怪奇現象を起こしているのかもしれない。
5. 現在の状況
2000年代に建物は完全に解体され、現在は平坦な更地になっている。
しかし、地元住民の間では今でも「深夜にあの場所からライトを振る影が見える」「跡地を通るとカーナビが狂う」といった話が絶えない。
- 所在地: 福岡県糸島市二丈鹿家 唐津街道(旧・二丈町)
6. 地元の禁忌(タブー)
- 「あそこの跡地でキャンプをしようとした若者が、夜中にテントの周りを何十人もの足音が走り回る音を聞いて、荷物を置いたまま逃げ出したという話を聞きました。あそこは建物があろうとなかろうと、何かが『居る』場所なんです。」(糸島市・50代女性)
- 「解体作業中、重機が何度も故障したり、作業員が怪我をしたりしたため、お祓いを何度もやり直したそうです。最後には地元の有力な寺が祈祷に入り、ようやく更地になったと聞いています。」(近隣住民)


