
1. 調査サマリー
| 怪奇レベル | 警戒:B+(都市型事件の残留思念と誘引) |
| 主な怪異 | 血まみれの男の霊、窓を叩く音、生首、急激な計器の狂い |
| カテゴリー | 展望台 / 山道 / 事件現場 |
| 調査完了日 | 2026年1月(協力:怪奇社・福岡特別調査班) |
2. 導入:夜景の光が届かない「死角」
福岡市城南区に位置する油山。その中腹にある片江展望台は、福岡市内を一望できる絶景スポットとして、週末には多くのカップルや若者で賑わう。
しかし、その華やかさの裏で、油山は古くから凄惨な事件の舞台となってきた。
特に、戦時中の1945年8月10日に油山で、旧日本軍が米軍のB-29搭乗員(捕虜)8名を殺害した事件(油山事件)がこの地の土壌に深く刻み込まれている。
光り輝く市街地の灯りのすぐ背後には、決して光の届かない深い闇が口を開けている。
3. 現場の深淵:山道に潜む怪異
- 「生首」の伝説
油山・片江展望台では、生首が落ちていてドライバーを見ているという噂がある。もしもこの生首と目が合ってしまったら交通事故を起こしてしまうと言われている。 - 展望台に現れる「血まみれの男」
深夜、誰もいないはずの展望台のベンチや、トイレ付近で血まみれの男が立っているという目撃談がある。彼は何かを探すように周囲を見渡しており、目が合うと猛烈な勢いでこちらへ向かってくるという。 - 「お持ち帰り」される霊
油山を訪れた後、自宅に帰ってから金縛りに遭う、あるいは車の中に「山にはいないはずの女性」が乗っているという、典型的な「連れ帰り」現象の報告が非常に多いのがこのスポットの特徴である。
4. 怪奇社・実地調査レポート:深夜3時の夜景観測
● 観測ポイント:片江展望台駐車場付近
深夜3時、夜景を目的とした人々が引いたタイミングで調査を開始。
温度計は、山だからか市街地より明らかに低い気温を示す。
展望台の先端で録音を行った際、風の音に混じって、複数の人間が「うわあああ」と遠くで叫ぶような声が10秒間にわたり収音された。
● 特筆すべき現象:ドライブレコーダーの「消失」
下山中、車を走らせていると、前方の視界が一瞬だけ「真っ暗」になる感覚に襲われた。
帰宅後にドライブレコーダーを確認したところ、展望台を出発してから麓に到着するまでの約10分間の映像が、データごと完全に消失していた。
その前後の映像には一切の異常がなく、特定の区間だけが意図的に「消去」されたような形跡があった。
【石川代表の分析】
「油山は、都市の喧騒と山の深淵が最も接近している場所だ。多くの人が集まる場所には『生霊』も集まるが、ここはそれ以上に過去の凄惨な事件による『場所の記憶』が強すぎる。夜景を見に来た若者の浮ついたエネルギーが、山に潜む重い念を刺激し、怪異を引き起こしている。ここは楽しむ場所ではなく、常に背後を警戒すべき場所だ。」
5. アクセスと探索の心得
- 所在地: 福岡県福岡市城南区大字片江
- 注意事項
- 運転への集中を怠らない
夜景に見とれて、あるいは怪異に驚いての事故が多発している。ガードレールの外は深い崖であり、一度落ちれば命の保証はない。 - ゴミや吸い殻の放置厳禁
場所を汚す行為は、土地の守護霊や浮遊霊を激昂させる。ここは彼らの「ナワバリ」であることを忘れてはならない。 - 不自然なヒッチハイカーに注意
帰り道、道端に一人で立っている人物を見かけても、決して車を止めてはならない。
- 運転への集中を怠らない
6. 地元の体験談
- 「彼女と夜景を見に行った帰り、後ろの車がパッシングを繰り返してきました。煽られているのかと思って車を止めたら、その運転手が真っ青な顔で『お前の車の屋根に、髪の長い女がしがみついてるぞ!』と言われました。」(福岡市・20代男性)
- 「展望台のトイレに入ったら、隣の個室から『痛い…痛いよ…』という低い声が聞こえてきました。怖くなってすぐに出ましたが、その個室の下の隙間から、血のついた包帯のようなものがスッと自分の方に伸びてきたんです。」(春日市・20代女性)


