1. 犬鳴村(いぬなきむら)

【都市伝説の王道:地図から消された村】 旧犬鳴トンネルの先に、日本の法が及ばない「外部との接触を拒む村」が存在するという伝説。
- 噂のトリガー: 「この先、日本国憲法は適用されません」という看板がある、というネット上の書き込みから爆発的に拡散。
- 怪異: 村の入り口には罠が仕掛けられている、一度入ると二度と出られない、独自の言語を話す住民がいる等。
- 怪奇社チェック: 実際には村は存在しませんが、「旧犬鳴トンネル」周辺の不気味さと、過去の凄惨な事件が結びつき、フィクションが現実を侵食した稀有な例。
2. 十三層の塔(じゅうさんそうのとう)

【場所不明の怪建築:見つけると消される】 北九州市の山中、あるいは筑豊のどこかに、忽然と現れる巨大な「十三層の石塔」があるという伝説。
- 噂のトリガー: ネット掲示板で「迷い込んだ先に奇妙な塔があった」という投稿が相次いだ。
- 怪異: 塔の周りには人影がなく、ただ不気味な風の音だけが響く。この塔を目撃した者は、数日以内に原因不明の失踪を遂げる、あるいは発狂するという。
- 怪奇社チェック: 実際に供養塔として存在する石塔もありますが、都市伝説版の「十三層の塔」は、現れる場所が毎回異なるとされています。空間の歪みを調査する。
3. 志免鉱業所竪坑櫓(しめこうぎょうしょたてこうやぐら)

【都市伝説:巨大な監獄?あるいは要塞?】 志免町の象徴である巨大なコンクリート建造物。その異様な外観から、オカルトや都市伝説の文脈で語られることが多い場所です。
- 噂のトリガー: 「かつて地下に巨大な監獄があった」「最上階には開かずの扉がある」といった、軍事施設や収容施設にまつわるデマ。
- 怪異: 深夜、櫓の周辺で作業員のような影が徘徊している。あるいは、特定の角度から写真を撮ると巨大な顔が浮かび上がる。
- 怪奇社チェック: 実際には国の重要文化財であり、石炭を運ぶための施設ですが、夜間のライトアップやその威圧感は「異界への入り口」のよう。
4. 猫峠(ねことうげ)

【都市伝説:時空の歪みと「白い車」】 篠栗町と宮若市の境界にある峠。犬鳴峠のすぐ近くに位置するため、セットで語られることが多いですが、ここはより「不可解な現象」に特化した噂があります。
- 噂のトリガー: ネット掲示板やSNSで囁かれる「猫峠のループ」伝説。
- 怪異: 走っても走っても同じ看板の前に戻ってくる。また、深夜に走行していると、ボロボロの「白い車」に煽られ、引き離そうと加速するとそのまま崖下に消えていくという。
- 怪奇社チェック: 犬鳴の影に隠れがちですが、地元の走り屋やタクシードライバーの間では、実はこちらの方が「出る」という声も。実際にインタビューをする。
5. 油山・片江展望台(あぶらやま・かたえてんぼうだい)

【都市伝説:深夜、車のルーフを叩く音】 福岡市街を一望できる夜景の名所。デートスポットとしての顔を持つ一方で、福岡で最も有名な「ルーフ叩き」の伝説を調査。
- 噂のトリガー: 「カップルで夜景を見ていると…」という、古典的かつ全国的な都市伝説の福岡版。
- 怪異: 車内で過ごしていると、天井を「ドンドン!」と叩く音がする。恐る恐る外に出ても誰もいないが、翌朝見ると天井に無数の「泥の手形」がついている。
- 怪奇社チェック: 実際に事件があった場所とも結びつけられており、最も身近で、かつ「自分たちの身にも起こるかもしれない」と思わせるリアリティを調査。
怪奇社・今後の調査方針案
- 「犬鳴村」のルーツを探る: なぜここまで大きな都市伝説になったのか、現地の歴史的背景とネットミームの関係性を紐解く。
- 十三層の塔・探索(仮想): リスナーから寄せられた「謎の塔」の目撃情報をマッピングし、実在の供養塔との関連を検証。
- 「巨大建造物の闇」ツアー: 志免竪坑櫓を背景に、産業遺産と都市伝説の境界線を語るトーク。
- 猫峠・ドラレコ撮影:「ループ説」を検証するため、GPSと連動した夜間走行収録。
- 展望台の「手形」再現: 片江展望台にて、なぜ「ルーフ叩き」の噂が生まれたのか、心理学的側面と現場の地理条件から分析。


