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山深い神社の「白い女」

  • AI怪談

投稿者:村上くん
場所:神埼市(架空)

田舎にある山深い神社には、「白い女」と呼ばれる幽霊が出るという噂があった。

この女性は白い着物を着て、雨が降っているときには髪の毛と顔に水滴がついている姿が見られると言われている。彼女は何年も前にこの地域で悲しい結婚劇を繰り広げたと伝えられており、彼女の幽霊はまだそれを根に持っているようである。

ある晩、噂を聞いた少年は好奇心に駆られ、友達と共に神社に行くことにした。
雨が降っており、木々から滴る水の音が鳴り響いている中、彼らは神社に到着した。

しかし、彼らが焚き火を起こしたとき、次第に気温が下がり、霧が出始め、彼らの周りを取り巻くようになった。

すると、辺りが暗くなってくると、白い着物を来た女性がそこに現れた。
彼女は静かに立っていたが、その不恰好な外観と怒りに満ちた顔は彼らを不安にさせた。
少年が彼女に話しかけてみると、その女性は一言だけ言った。

「私は永遠にここに留まらされる… 」

彼女の言葉に驚いた少年たちは、急いで神社を後にすることに決めた。
翌朝、彼らが戻ってきたとき、神社は空っぽになっており、白い女は誰も見たことがなかった。

その後も、この白い女は何人もの人々に姿を現し、未だに彼女が来るのを待つ人々がいるといわれている。

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