別府の喧騒から離れた山中に位置する「乙原の滝」。雄滝(高さ約60m)と雌滝(高さ約30m)の二段からなる美しい景勝地ですが、その水音に混じって「赤ん坊の泣き声」が聞こえるという。

1. 歴史・背景
古くから修験僧や山伏の修行の地として利用されており、滝の周囲には石仏や供養塔が多く点在しています。別府ラクテンチの開園以降、ハイキングコースとして整備されましたが、今なお峻険な岩壁に囲まれた独特の「冷気」が漂う聖域です。
2. ここで起きた事件
- 乳飲児の悲劇: かつて貧困のために育てられなくなった子供を滝壺へ投げ入れたという「子捨て」の伝承があると言われています。
- 修行中の事故: 滝行を行っていた修行僧が、増水や落石によって命を落とした記録があり、その執念が滝に留まっていると言われています。
3. 起こる怪奇現象
「激しい水音を突き抜けて響く、赤ん坊の泣き声」
- 赤ん坊の声: 滝壺の周辺で、まるで耳元で叫んでいるかのような赤ん坊の泣き声が聞こえることがあります。
- 濡れた女性の霊: 滝のほとりに、全身ずぶ濡れの白い服を着た女性が立っており、何かを捜すように滝壺をじっと見つめている姿が目撃されます。
- 引きずり込まれる感覚: 滝の近くで写真を撮ろうとすると、後ろから誰かに押されたり、足を掴まれたりして滝壺へ引きずり込まれそうになる感覚に襲われる者がいます。
4. アクセス方法
- 住所: 大分県別府市乙原
- アクセス: 別府ラクテンチ横の登山道を徒歩で約20〜30分。
- 注意点: 道中は滑りやすく、特に雨上がりは危険です。しっかりとした装備での調査を推奨します。
5. 現地での注意事項
- 聖域への礼節: 修行場であるため、設置されている石仏や看板を荒らす行為は絶対に避けてください。
- 単独行動の回避: 夕暮れ時は急激に視界が悪くなり、霊的なエネルギーも強まるため、複数人での調査が望ましいです。
- ポイ捨て・ゴミ捨て禁止: 別府市の水道水源にも指定されているので近辺や滝中にポイ捨てなど絶対にしないでください。
6. 裏の顔:滝壺に繋がる「異界の口」
一部の霊能者の間では、乙原の滝の滝壺は**「この世とあの世を繋ぐゲート」**になっていると言われています。特に雄滝の裏側にある洞窟状の空間は、霊が集まりやすい「吹き溜まり」となっており、そこに迷い込むと自分の意志とは関係なく「向こう側」に引き寄せられてしまうという危険な説が存在します。
7. 地元住民のインタビュー
「近隣の旅館関係者(70代)」
「あそこの滝は、昔から『夜には絶対に行くな』と言われてきました。特に霧が出た日は、子供を抱いた女の人が山を登っていくのが見えるんです。でも、その女の人には足がない。一度、好奇心で追いかけた若者がいましたが、滝の前で腰を抜かして数日間口がきけなくなりましたよ。」
「元・登山道整備員(50代)」
「作業中に滝壺の近くを通ると、誰かに服の裾をグイグイ引っ張られるんですよ。振り返っても誰もいない。地面を見ると、小さな子供の手形がびっしょりと付いていたこともあります。あそこは、今でも寂しい魂が寄り添っている場所なんだと思います。」


